「明日こそ早起きするぞ!」
そう決めて、目覚ましをセットする。
でも、気づけばスヌーズを3回押して、起きたのはいつも通りの時間。
なぜ、早起きは失敗するのか?
その理由は明確です。
早起きは“朝”ではなく、“夜”に勝負が決まっているから。
この記事では、朝5時起きで人生を変えた人たちが実践している「夜の習慣」を7つ紹介。
明日こそ、本当に気持ちよく起きたいあなたへ、夜の過ごし方をまるっとシェアします。
■ ① 「明日やること」をメモに書いておく
“やること”が曖昧なまま寝ると、脳は「起きる理由」を見失います。
朝起きた瞬間に「やること」が明確だと、迷わず動ける。
コツは、ToDoリストじゃなく「起きてからの順番リスト」にすること。
たとえば:
- 5:00 起床&白湯
- 5:10 ストレッチ
- 5:30 ブログ執筆スタート
“起きる”という意思決定を不要にするのが鍵です。
■ ② 寝る2時間前から「光」と「情報」を減らす
スマホのブルーライト。SNSの通知。YouTubeの続き…。
これらが睡眠の質をボロボロにしています。
寝る2時間前からは、“目と脳に優しい空間”を意識してみましょう。
おすすめは:
- 間接照明だけで過ごす
- テレビを消して、音楽に切り替える
- 紙の本を読む
こうするだけで、深い眠りに入りやすくなり、翌朝の起床が自然になります。
■ ③ 翌日の「ごほうび」を準備しておく
人間は“ごほうび”で動きます。
これは、大人になっても変わりません。
たとえば:
- 朝だけに飲める“ちょっと高級なコーヒー”
- 朝の散歩後に食べる“お気に入りのパン”
- 誰にも邪魔されない“30分間の趣味時間”
**「早起き=いいことがある」**と脳が理解すれば、自然と起きたくなります。
■ ④ 寝る90分前にお風呂に入る
入浴後、体温が下がるタイミングで眠気がやってきます。
だから、お風呂は「寝る直前」ではなく「90分前」がベスト。
温度はぬるめ(38~40度)、時間は15分程度。
湯船につかりながら「今日一日ありがとう」と感謝を込めると、精神的にも穏やかになります。
■ ⑤ 布団の中ではスマホ禁止
これは誰もがわかっていて、でも守れない習慣。
布団に入ってからのSNS・動画・ネットサーフィンは、最高に眠気を飛ばします。
どうしても触ってしまう人は、以下の工夫を:
- 寝室にスマホを持ち込まない
- アナログ目覚まし時計を使う
- 「夜だけスマホ禁止カバー」を装着する
夜にスマホを制する者が、朝を制します。
■ ⑥「今日はもう十分がんばった」と言う
多くの人が、夜になっても“焦り”を抱えたまま布団に入っています。
「もっとできたはず」
「今日も何も進まなかった」
そんな思考は、心のブレーキ。
だから寝る前に、あえて口に出してみてください。
「今日は、よくやったよ。明日は、また新しく始めよう。」
これだけで、“休むスイッチ”が入り、次の日の朝に“切り替え”ができるようになります。
■ ⑦「早起きの理由」を明文化する
最後に最も大事なのは、“なぜ早起きしたいのか?”を明確にすること。
- 朝活で副業を進めたい
- 誰にも邪魔されずに読書がしたい
- 自分のためだけの静かな時間がほしい
この“理由”が曖昧だと、習慣は崩れます。
できれば、手帳や壁に書いて貼っておくと、自然と意識づけされます。
■ 結論|「起きる前」にすべては決まっている。
多くの人が、“朝の努力”で早起きをしようとします。
でも本当は、夜の準備が9割。
「気合い」や「根性」で起きるのではなく、
「起きやすくするための夜」を、静かにデザインする。
それが、早起きを“ラクに続ける”最大のコツなのです。